2012/07/09

OneNoteの同期が上手くいかない





Microsoft Officeのノート・メモアプリのOneNote。


2007から登場して使っている。 確か2010からSkydriveとシームレスに同期できるようになったのだが、この同期が上手くいかない。


Skydriveと同期すればバックアップにもなるし、ブラウザからでも、そしてOnenote MobileでAndroidからも開ける。もちろんMetroスタイルのあのスマホからでも。

(OneNote Mobileのアプリサイズは同期しているノート量に比例してうなぎ登りになるのは糞仕様)



私の場合はSkydriveにサインインできない。
OneNote>ファイル>情報
から共有という形でSkydriveに保存できるが、サインインに失敗してしまう。
一瞬「サーバーに接続しています」というダイアログが出るか、すぐに消えてしまう。



そこでGoogle先生を頼りにいくつか解決法を試した。
  • コンパネの資格情報コンテナから関連するのは削除した
  • Windows Live サインインアシスタントを再インストールしてみた

どちらも効果はなかった。





成功したのはWindows Live Meshを入れることだ。

あまり余計なソフトは入れたくないし、32bitでブラウザやらCADでメモリがかつかつなので、常駐ソフトもあまり増やしたくはないが便利さには替えられない。


Windows Live MeshはSkyDrive for Windowsの前身とも言えるアプリ。


Windows Live MeshはWindows Live Essential 2011に含まれている。

 Windows Live Essential 2011はどうでもいいMSの使えないアプリを一括で入れてくれる厄介な仕様。しかしここなどでは、「今すぐダウンロード」ではなく、他言語のダウンロードページから日本語を選んで、ダウンロードするとインストールするアプリを選べるインストーラーがダウンロードできる。



これでWindows Live Meshだけをインストールできる。あとはWindows Live Meshを起動してサインインしてからOneNoteを開いて設定すると・・・あら不思議!なぜか同期ができる。




調べているとサインイン関係のトラブルで同期できないことが多いらしい。
MSとしてはLive IDを元にシームレスなサービスを提供しているようだが、その一方で1つでいろいろ賄うということは全滅のリスクも増えることになる。


敢えて統合せずに外部アプリに処理を投げるというのも、トラブルを回避する1つの策として有効なのではないかと思うのである。

アプリが悪いのなら再インストールすればいいし、それで切り分けができる。サインインアシスタントのように謂わば”実態のないアプリ”を通すなど綿密に連携されると"どこで誰が悪いのか分からない"状態に陥って原因の切り分けがしにくくなる。

個人的にMetroスタイルなんてのはそんな匂いがどことなくするのだ。
分解のしやすさもぜひとも考慮していただきたい。