2014/12/29

SHURE SE535を購入


SonyのMDR-EX800STを買って3年半くらい。

Walkmanも買い換えたところでイヤホンも新しいのにチャレンジしたくなった。
(時期的にもお財布に余裕があって何か買いたくなったというほうが正しい動機かもしれないが・・・)

これまでダイナミック一辺倒だったが、ヨドバシでSHUREのSE535を試聴したら思っていたほど悪くなかった。悪いというのはER-4Sを借りて聞いたときに「なんだこれ」と思った節があってBAには手を出していなかった。

EX800STを買うときに発売されていたSE535なのだが、当時は値下がりもなくいいお値段で断念せざるを得なかった。というわけで、3年前からの製品なので開封等は省略してしまう。


現行モデルではSE535にしかなくて、汚れが目立たなそうなブロンズにした。


頑丈そうなつくりのL字プラグ。


イヤーピースはソフトフォームにした。

イヤホン本体とケーブル部は360°回転するため、本物のSHURE掛けでフォームイヤーピースでもなんなく装着できる。フォームを潰してからイヤホンをはめ込んで、イヤーハンガー部を廻して耳に掛けるといった感じだ。片手で行けるし、EX800STと比べてそこまで大きな手間ではなかった。

大まかな音の印象はこんな感じ。縦がクリアさ、横が音の高さ(低音→高音)。


青がEX800STで赤がSE535だ。あくまでイメージだが。


レンタルが待ちきれずに買ったTaylor Swiftの1989を例にしてみる。

EX800STは低音が気持ちよく響き、Taylorの声もきちんと聞こえる。これはこれで問題ない。今まで聞き慣れた心地よい音楽だ。
一方、SE535で聞くと、低音の気持ちよさは多少失われるが、中高音がクリアになり透き通るような曲になる。個人的には1989はSE535で聞いた方が楽しい。
 
全体的な解像度はSE535の方が良く、EX800STに戻るともやもやした印象さえ受ける。
しかし、EX800STは豊かな低音を出してくれるしSE535より優れているところもある。ガンガン音楽を聴きたいようなときはEX800STの方が好きかもしれない。仕方が無いというか、SE535凄い耳元で近寄ってなっているように聞こえるのもあって、ゆったり流し聞きするにはEX800STがいい。


ここまで来ると好みの問題でもあるが、SE535の最大の価値はやはりその遮音性。
電車の中でも、(誇張も入るが)自宅とそれほど変わらないリスニング環境を提供してくれるのは素晴らしい。電車の中でもこんな気持ちよく音楽が聴けるなんて!そう思えば価格差も気にならない。

NW-A17で使っていると無音時に若干ホワイトノイズが増えてしまうが、X1060+EX800STのときよりは気にならないのでよしとしよう。

ダイナミックとBAという違いもあって、音はかなり違うがEX800STが断線したわけではないので、上手く使い分けていくつもりだ。





2014/12/06

SmartBand Talkを1週間使ってみて


SonyのウェアラブルデバイスのSONY SmartBand Talk SWR30。
ちょうど購入から1週間使ってみたので、買ったときの記事でほのめかした通りまた記事にしてみた。

バッテリー持ちは公称3日で、体感としては2-2.5日と言ったところ。
ゼロから計測してはいないが、20%から満タンまで40分程度。お風呂の時は外すので、上がってゆっくりしていると終わるのでちょうどいい。

Bluetooth自体の消費電力はそうでもないが、Lifelog Appが結構消費が激しい。
位置情報とアプリケーションのログを切ると、午前中にプラス5%ぐらいの消費になった。

2chでは通知の不具合がちらほら見受けられるが、docomo Xperia Z1との組み合わせでは全く問題ない。


とある日のログ。(一部消している)

位置情報ログは切っても乗り物移動(おそらく速度で判別している)は記録されている。
時間も概ね正確だ。
Googleロケーション履歴程度の精度だと思えばいい。ロケーション履歴はたまに変なところに記録が飛んでいたりするが、それに合わせてLifelogの記録も載乗っていないのに記録されたりしているので間違いない。


歩数が正確かは検証しようが無いが、1週間を通して絶対あり得ないだろという記録はなかったので一定の基準の下にきちんと記録されていると思う。
安静時から歩行モードへの移行はどうしてもラグが出てしまうので、そういう意味では若干少なく記録されているかも知れない。

テニスを少ししたのだが、ランニングのような継続的な動きではないので徒歩として記録された。SWR30上ではランニングとして7分の記録があったのがこちらには反映されない。
腕につけているので、腕を振ると記録される。


睡眠モード等はないが概ね寝た時間、起きた時間は正確。寝た時間はベッドでごろごろしているとずれたりするが、起きた時間は一週間全て分単位で正確だった。

スマートウェイクアップはやはり端末とBluetoothで繋いでいないと上手く機能しないらしい。



 1週間使ってみて、ログに関しては特に不満はない。概ね正確でLifelogが多少電池喰いだがアプリ自体は使いやすく見やすい。

SWR30の不満もシリコンバンドなので服に引っかかってすぐに見られない時がある程度。
ひとまず金属バンドの時計をやめてSWR30をいつもつけているが、なんと言っても軽いし、電子ペーパーディスプレイも大きくて見やすい。

アプリとして用意されているカレンダーとかお天気、ボイスコントロールは使えなくはないが、ボタンを押して切り替えるくらいなら端末を見た方が早いし、カレンダーなら通知を設定しておけば通知されるのでそちらの方が便利。

ライフログ付きシンプルな時計 が欲しいなら買っても損はないと思う。
通知は一定時間後に消えてしまってSWR30からは見られなくなるので、そこにがっかりしそうならSmart Watch3の方を買った方が賢い。(SW3がそうなのかは知らないが

SmartBand Talkは機能を割り切ったことで、軽くて使いやすいデバイスになったというのが現時点での感想だ。