2012/12/13

Sound Search for Google Play widgetを試す


12月13日にPlayに公開されたSound Search for Google Play widget をインストールしてみた。曲を聴かせると、曲を解析して曲名を教えてくれるアプリで、結構前から同じ機能のアプリはいくつかあり、そのGoogle版が公開された形だ。
Sony(Sony Ericsson)のAndroid端末だと、TrackIDがプリインストールされていたりする。有名どころだとSoundHoundShazamだろうか。

記事を書いた時点では日本からはインストールできない。今は無きMarketEnablerでT-Mobileに擬装したら、インストールできた。


本アプリはウィジェットで提供される。したがって、開くボタンがない。

 4×1のウィジェットだ。



解析中はこのアニメーションが右へと流れていく。


いくつか手持ちのWalkmanからイヤホンを受話マイクに当てて、検索をしてみた。
比較対象はTrackID。

BONNIE PINK - A Perfect Sky



どちらもヒット。楽曲は同じはずなので、これは運というか些細な違いだがジャケットとしてはTrackID(下画像)の方が正しい。

Daniel Powter - Bad Day


両方正解。ジャケットはTrackIDが正解。

The Hoosiers - Goodbye Mr A
鷹の爪の映画のED曲だ。PVも面白い。






両方正解。データも一緒である。

歌のないものも試してみる。

Michael Hedges - Dream Beach
ギターのみの演奏曲である。





両方正解。ジャケットはSound Searchの方が正しい。

英語圏でのリリース曲は問題なさそうである。インストールできないので、やむを得ない気もするがJポップが弱そうなので、試してみる。

Perfume - 23:30
TrackIDの楽曲情報はあっている。2回試したが、Sound Searchはヒットしなかった。



Perfume - スパイス


TrackIDのみヒットした。ちなみに聞かせたのはシングルの方のスパイスなのでジャケが違う。


YUI - feel my soul






TrackIDのみヒットした。


----------------------------------

曲解析がしにくい曲というのはあるだろうし、イヤホン経由だったのでその面で判定しにくかっただろう。現段階ではJポップが弱い傾向にあるようだ。
 しかし、Googleのことなので、今後強化されていくことだろう。

TrackIDもSoundHoundも聞かせてから、応答までの待ち時間がある一方で、Sound Searchはシームレスにやっているように見えるのでストレスが少ない。実際、ヒットしたものについてはSound Searchの方が早く、Googleの力を垣間見た気がする。

人によってはそれほど使わないアプリかもしれない。したがって、ウィジェットでしか起動できないのは少し不便だ。ぜひドロワーからもいけるようにしてほしい。

2012/12/10

IMoNiWakeUpを試す

追記:2013/11/13
 2013/11/12をもって、「iモード.net」の新着確認ツール機能が終了したため、この機能を利用していたIMoNiWakeUpは正常に機能しません。

 -----------------------------------------------------------------------------------------

IMoNiWakeUpというAndroidアプリを導入して、少し試していた。少し設定の手間がかかるが、これによってIMoNiでiモードメールをPush受信に対応させることが出来る。


一応説明しておくと、メールというのはサーバへ受信しているかを確認して、そこで初めて受信ができる。
ガラケーやらスマホでキャリアメールが勝手に受信されるのは、サーバから「メールが届いたよ!」と通知を受け取って、受信動作をしているからだ。


頻繁にサーバーに確認すれば、通信は常にすることになるしモバイル機器にとっては、貴重なバッテリーを消費することになる。
Push受信を用いれば、サーバにいちいちチェックしなくても、通知が来てからチェックをすればいいので省電力かつ、即時に受信できる。



話は戻って、まだSPモードとやらがなかったころにiモードメールを受信する最良の手段はimode.net経由して、IMoNiというアプリで送受信することだった。

しかし、3G下ではPush受信には対応出来ない。 ドコモwebメールのサービスも終了し、Push受信する手段は途絶えたかのように思えた。そこで登場したのがこのアプリである。


Push受信したいならSPモード使えよ!とか未だにmoperaですか(苦笑)みたいな煽りは無視してmoperaを使い続けるユーザーには有り難い。

詳しくはGoogle Playのアプリの説明や開発者さんのサイト(外部: JP's Room)を見て頂きたい。プログラム系の知識が無い私でも見ながらやればできましたから.



Googleさんの気が変わらないうちは、無料でPush受信ができる。

 


その他アプリの使用状況にもよるが、バックアップとして1時間チェックにしているIMoNiより少なめである。そもそもメールなんてこなかった

月額100円が惜しくない人向けの、簡単設定版もある。
imode.netがいつまで続くのか分からないがしばらくは安泰だと思う。

追記
設定してたから、Battery Mixのに食い込んでるけど普段は食い込みさえしないです。メールがこないからね。

2012/12/04

YUI GREEN / ORANGE GARDEN POPを買う


もしかするとCDはこれで最後かもしれないから記事にしておく。


YUIが2枚同時にベストアルバムをリリースした。2枚とはいいお値段になるが、2枚まとめ買いすると限定で『WHITE BOOK』という小冊子がおまけでついてくるというから、多少の損を覚悟でSMEの通販で買った。

内容について書くことは特にない。純粋なベスト盤だ。私のように”熱心”に買って買ってきた人間にとっては、所有欲以外のなにものでもない。ジャケは素晴らしい。それは間違いない。


こっちがORANGE GARDEN POP


そしてGREEN GARDEN POP

収録曲は良くも悪くもシャッフルされている。リリース順ではないし、どちらかに初期の曲が入っているとかそういう構成ではない。意図があるのかもしれないが、そのあたりの情報収集はしていないので分からない。

画像に見えるオレンジとグリーンのがフォトブックである。GREENの方はYUIの活動の前半の写真、ORAGEは後半の写真といった感じである。
いくつか未公開写真もあるが、大体は見たことがある服装のYUIだ。カットとしては別物だが、「ああ、これはあのときのか」と分かる写真たちだ。

個人的にはGREENの方が好きだ。とても懐かしいというか思い出深いYUIが詰まっている。





活動休止は2回目だ。またか、と正直なところ思った。しかし今回は違った。いろいろとうやむやで良く分からない、それによい知らせでない雰囲気さえある。これこういうことか、という解釈はいろいろあるだろうが、少なくとも公式には明確には示されていない。


Bloggerのプロフィールにも書いてあるが、YUIは好きなアーティストの一人だ。アルファベット順に書いてあるせいで後ろの方だが、最初に好きだと言えるアーティスト。音楽の授業は好きではないし、クラシックも良く分からないが音楽を聴くのはいい。

最初に知ったのはfeel my soul。あとでドラマに使われていることをしった。

なにがきっかけだったのか忘れたけれど、なにかで聴いた。近くのTSUTAYAじゃないレンタル屋でYUIという棚を探して、なかったときのがっかり感は今でも忘れられない。

しばらくしてNW-HD5を買って、初めて音楽配信というのを利用した。YUIのLIFE。そう、レンタル屋になかったからだ。CDを買うよりはお手頃だったというのもある。

手に入れたという意味ではLIFEが最初だ。

Good-bye daysはYUIが主演した映画で使われた。
映画に出ていたのは知っていたが、お小遣いがだいたい消し飛ぶ映画を見る勇気をだせなかったのは、今少し悔やんでいる。1回は映画館で見ておくべきだったと。

ずっと聴いているせいで、いくつか思い出がある。思い出といってもたいそうなもではない。通学の時は音楽を聴くか、寝るかぐらいしかやることがなかったし、やるきがなかったので自然と曲と日常が結びついた。あれがリリースされたときは、あんな時期だったなぁと。

LIFEとかそのころにはまだ十代だったYUI。だから、音楽雑誌などには「想像もつかない力強さが込められた歌」などとよく書かれた。まさにそんな曲が好きだった。

だから、LOVE & TRUTHころに"挫折"しかけた。なんだか思ったいたのと違うとね。
YUIが大人になったというべきだろうか。

ま、一時の迷いだろうと思って結局今日の今日まで買ってきた。結果としてはそうではなかった。でも、時々気に入った曲はあったしそれはそれで価値があったと思う。



この記事を書いている時点では、これからどうなるのかよくわからない。
極端な話、なにか理由をでっち上げてくれた方が分かりやすい。

少し話は逸れるが、アーティストって普段なにをしているのだろう?と思う。
作曲も作詞の才能も無いから、クリエイティブな日常がどんなものなのか、どんな生活であるべきなのかが分からない。歌だけじゃなくて、ジャケット撮影とかいろいろあるだろうが、それがどの程度の労力なのか想像する術もない。

要するに向こうがうやむやにすると本当に何も伝わってこないのだ。個人差はあるだろうが、私にはさっぱり分からない。なんのために、糞高いベスト盤を買わなければならないのか分からない。
元を辿れば、惰性で買っているものに理由が欲しいということなのだが。

少しして事情がまとまってきたらなにかまた書こう。

現段階で、最大の懸念事項はまだYUIのライブに行ったことが無いと言うことだ。
伝説のファンクラブもあったが、結局場所が悪くて権利行使もできなかった。

この微妙に恵まれない感じはまさに私の人生という気がしなくはない(笑)

I ♡ YUI
そんなTシャツがあったら買おう。
 

2012/11/29

ソニーのモバイルバッテリー CP-F2LSAVP


ソニーの電池事業売却検討の話が出てきた日に届いたソニーのモバイルバッテリー CP-F2LSAVP


モバイルバッテリーと言えばeneloop mobile boosterで、もちろん私は買いましたがそろそろ限界を感じてきたので購入。決め手はなんといっても7000mAhの大容量。

ソニーストアでクーポンとポイントを少し使って、約6200円。購入時点でAmazonよりはお得ですが、しばらくしたら値下がりするはず。


 フラットデザイン。上面側面のエッジはデザイン的に分かるんだけれども、もうちょっとRがついたほうが優しいかなーという印象。


USBが2ポート。左からUSB、充電パイロットランプ、USB、残量確認ランプ、充電用microUSB、スイッチ 。


こういうわかりやすさはさすがソニー。

大容量と過剰とも言える出力(笑)

 このバッテリーの感じどこかで見たことあるなーと思ったら、

NW-HD5などのHDシリーズに採用されたマグネシウム合金ボディ。
取説には本体素材は書いていないが、質感的にはまさにそれ。この時期は凍てつくように冷たく、よく放熱してくれそうだ。

HDシリーズのマグネシウム合金の技術が、生きてるんじゃないかと思うと胸が熱くなる。
たぶんアルミニウムだろうけどね


さて、Xperia NXとの比較だ。GXとほぼ同じ大きさらしいが手元にはNXしかない。

モバブーの方が可搬性はいいが、容量が倍でこれなら許せる。0泊3日で出かけるときとかは、劣化したモバブーでは若干頼りなくて、スタバのコンセントにお世話になった。





バックアップ端末としてX10を用意していたが、これならいらないだろう。
モバブー(初代)との比較も載せておく。スイッチのところが黒いのは壊れてしまっているから。





付属品はACアダプターと0.5mのmicroUSBケーブル。


白いNXとの相性もいい。これ1本を持っていれば、バッテリーの充電・バッテリーからの給電・スマホのPC接続と1本3役だ。まぁ、microUSBだからどのケーブルでもそうなんだけれど。


プラグは固定式。


海外電圧対応の2.1Aの大出力ACアダプタ。Xperiaの純正ACアダプタでも充電できなくはないので、純正ACアダプタがあればXperiaとバッテリーの充電ができる。

充電しながら出力もできるが、その時はこのACアダプタを使うように書かれている。
ちなみにバッテリー単体で実測203.5g(仕様では約198g)だった。

XperiaNXの付属のACアダプタは800mAh出力だが、BatteryMix上では同じスピードで充電できる。確か+44%/hourぐらい。おそらくそこで保護回路のリミッターがあるのだろう。

1ランクしたの3500mAhのとはサイズはさほど変わらないので、予算に余裕があるならこちらがオススメだ。充電池は消耗品なので、モバブー発売で飛びついた人にはいい乗り換え候補になりうるはず。


※追記
今更ながら記事タイトルが間違っていました.
7000mAhのこのモデルのは「CP-F2LSAVP」です

2012/11/03

非効率的というもの


近所のクリーニング屋がリニューアルした。
どうリニューアルしたかというと、無人化したのだ。

コインロッカーとTSUTAYAの返却ボックスが合わさったようなシステムで、適当に預けると仕上がり日にはロッカーに入れられ、指定のロッカーから回収するというシステムである。

これよる顧客側のメリットは2つ。
1つは取扱時間が前後に延びたこと。朝、大学にいって帰りが遅い大学生(主に就活生)、そして一般人にはとても有り難いはずである。
2つは若干料金が安くなったこと。本当に若干。もしかしたら、私の気のせいかも知れない。

そして、デメリットもある。
即日仕上げがなくなったのだ。これは地味に不便だ。

店側はどうだろうか。
ご存じの通り、チェーン店型クリーニング店でも店舗に1人は必要である。詳しい業務までは知らないが、預かり物のチェックと料金の受取、仕上がり品の引き渡しであろう。

無人化によって店舗に人が居る必要は無くなったが、預かり品のチェックは工場で新たにしなければならない業務として加わった。しかし、一般的に考えて1箇所に集約されるので、人員は以前より削減できるだろう。
一方で、もちろんこれらの無人システム構築のための投資が必要である。

私はクリーニング屋ではないし、結果的にどちらが費用面でいいのかは分からない。
即日仕上がりが無くなり、売上もある程度は減るかも知れない。もちろん企業判断としては、変更して利益の上がる見込があったのであろう。

クリーニングとは、洋服などを預けて綺麗にしてもらうものである。ものは違えど、Amazonでも宅配便の人が届けに来る。要するにお店で買わなくとも人との接触があるのである。

今まで、人がやってきたことが無人化された。箱に洋服を入れると、綺麗に仕上がり箱に入っているということが、どこか不気味に感じてしまうのだ。慣れの問題ではあるかもしれない。

企業側にとってはコスト削減が進んだ。また、雇用が減ったこともまた1つ事実としてあるだろう。効率化という経済性とはなんなのか。雇用があることが経済であり、コスト削減もまた経済なのだ。

夜遅く、人影のない”ロッカー”が明るく照らされる店舗を眺めながら、物事の多面性を改めて感じた。

2012/10/15

JA2012 国際航空宇宙展

SJAC(エスジャック)、日本航空宇宙工業会が主催するJAPAN INTERNATIONAL AEROSPACE EXHIBITION 2012 国際航空宇宙展2012 (以下 JA2012)を見てきた。

会場はポートメッセなごや。














載せられるような見栄えのする写真がないし、そもそもそんなに撮ってはいない。


(たぶん)正面を入るとBoeingブース。























B787。全日空がローンチカスタマーということで世界で初めて受領し、日本企業も多く関与しているということで話題の旅客機。



















特徴的なのっぺりノーズ


















B747-8。”ジャンボジェット”とはB747のことで、これはその新型。B787とベースは同じである新エンジンと、若干の設計変更で性能を向上させたバージョン。NCA(日本貨物航空)が、貨物用のB747-8Fを世界で初めて受領している。





















川崎重工業ブース
ユーロコプターと共同開発したBK117。ドクターヘリとしての採用例も多く見かけたことがある人も多いはず




































防衛省向けに次期固定翼哨戒機として、川重が主設計担当として開発が進められている機体。

国内で航空機を開発する機会というのは10年、20年に一度程度であり、設計を担うことでノウハウが蓄積できるので、川重にとっては一大プロジェクトなわけです。
ただ、あくまで川重が主設計なだけで各種製造などは三重、富士重など他社との分担です。





















こちらは次期輸送機として開発が進められている機体。
どこかの党のせいで中途半端で使いにくい機体となってしまったC-1に代わり、海外派遣にも対応できる航続力(燃費がよくなった)を有する。


















隣はAgusta(アグスタ)のブース。このデザインのヘリを見かけたらたいだいアグスタ。


















最新のグラスコックピット。画面が壊れたらどうするんだよ!と思う方もいるでしょうが、そんな品質のレベルでは航空機には採用されません。画面が壊れるときはそれこそどうしようもない状況か、本当に運が悪いか。


















巨大企業Lockheed Martinのブース。

そのうち日本の防空を担うF-35。自衛隊仕様の模型。

















パイロットまで作り込んである。

















一番上が北朝鮮のお陰?で有名となり、見かけるようになったPAC3の中身。
PAC3というのは全体の”システム”としての名前なので、中身というよりはそのものというべきか。


















 F-35の機種下面に搭載されるセンサーシステム。
赤外線による目標探索と、レーザー誘導ミサイルなどに使うレーザー機能を搭載。これにより従来機では別途搭載が必要な機能を内蔵でき、ステルス性が向上します。























軍用車両の模型。やっていることは日本の重工さんと同じようなものですが、規模が違う。


















日本が世界に誇る飛行艇の新明和工業のブース。
離島の急患輸送などに出動したりするわけですが、オスプレイがあればそっちの方が適任のような気もする。
































ラジコンヘリなどを手掛けるヒロボーの1人載りヘリのコンセプトモデル。



















三菱重工業のブース。
MRJの機内モックアップ。左右非対称を見ると新幹線かよと思ってしまう。

















EDASのブース。エアバスはこれの傘下にあります。
 でかすぎて空港のターミナルが対応していなかったりするA380(右)と開発中のA350XWB。

















なんか狸みたいだよな



















JAXAブースの天井。
予算がないから色なしなのか、敢えての色なしなのかを聞き忘れた。




















はやぶさの帰還カプセル回収時に使用した防爆スーツ。映画ハートロッカーに出てくる奴の方が安全そう。























ご覧の通りのブース。


















確かCF34エンジン。大きくて見応えはあるのだが、動いていないエンジンにそれほどの価値はない(暴言)























以上。

CEATECHとかモーターショーみたいなこういうイベントは初めて参加した。
思ったよりも幅広い層の人がいることが少し驚きだった。若いカップルとかもうね・・・。

入場料はそれほど安くはないが、払ってみたいそう思えるような産業に育つことができれば日本のいい活力となることは間違いない。車と違い安全や品質管理は非常に厳しいが、部品点数も多く裾野が広い産業である。

個人的には次の”車”に当たるのが航空機産業なのではないかと思っている。航空機が一般化する日がくれば、宇宙機産業が今の航空機産業のような地位を築くかもしれない。

航空宇宙分野はお金が掛かるが、そこに投資し積極的な技術開発をしていくことが欠かせない。技術は継続の上に成り立つのだ。
車が日本の経済を支えたように今後の日本を支え行く1つの柱となるであろうし、航空宇宙業界以外の方々が理解を深める場としても、多くの人に見て欲しいと思う。