開発コードネーム"Honami"で知られるSony Xperia Z1。
名前からも分かる通りXperia Zのデザインを継承し後継機種のような端末。個人的には新しいデザインにして欲しかったところもあるが、画面が板状である以上、本体も板状にするのが内部容積を確保して薄くしやすいのだろう。
6月頃からその存在が噂され、9/14からはグローバル版ながらJapan Premiereとしてキャリアからの発表に先行してタッチ&トライイベントが開催された。
docomoは10/24、auは10/23に発売。今までフラグシップはdocomo専売という形であったが、今回はauからも発売されるうえに発売日も先行され、docomoユーザーとしてはもう良いところがない。
Xperia X10, NXに引き続いてホワイトを選んだ。
スピーカーは底面にある。テーブルなどにおいてもふさがらないが、背面にあったNXに比べてどうしてもモノラル感が増してしまう。音も少し悪いように感じる。うまく表現できないが、NXよりシャカシャカ感はマシになったが逆に籠もったようで解像度の低い音だ。
電源ボタンは上の方が格好いいと思っていたが、この大きさになってくると側面にないと届かない。
売りの一つとされているカメラ。海外では画像処理修正のアプデが来ているらしいので、日本にも期待したい。8MPで取ってみたが、Sonyは塗り絵と言われるのがよく分かった。NXのときはそうでもなかったので、良くも悪くもCyber-shotレベルに近づいた。
メモ代わりに小物を撮ったときや夜道はNXより綺麗に撮れたので、カメラそのものは確かによくなっていると感じた。
それとシャッター音強制に飽き足らず、カメラ起動でも音がなる。
防水端末によくある充電端子。マグネット式である。
これは付属品だが、ACアダプタは別売りである。ACアダプタやmicroUSBケーブルならいくつもあるだろということなんだろう。しかし、docomoのは白いしバッテリー容量が増えて旧機種のACアダプタだと辛くなってくる現実もあるので付属させて欲しかった。
ちなみにこのクレードルは5V,1.8A inputの5V,1.8A outputとかかれている。1.8Aでリミッターが掛かると言うことなのだろうか
スペーサーは2種類付属する。1発ではめるのが意外と難しい。
NXとの比較。4.3インチから5インチなので本体はもちろん大きくなる。横幅を除けばZ1の方がスリムに感じるが、やはり5インチは大きくて外で操作していると落としそうで怖い。
現時点でQUALCOMMでは最高峰のSnapdragon S800 2.2GHzとAndroid 4.2のお陰か動作は非常にスムーズ。スクロールはぬるぬるというよりさらさらである。
発熱はある。Feedlyで10~15分くらいフィードを見ているとBatteryMixの表示で37℃くらいまで上がってくる。ゲームをしたらなかなかすごいことになりそうである。ただ、本体が大きいしCPUは上側にあるので縦に持っていればわざわざ触らない限り、熱を感じることはない。
発売からまだ実質2日程度でバッテリー持ちはまだ良く分からない。平日はしょっちゅうさわるわけではないのでもちろん余裕だ。今後Z1のバッテリーがへたってきたときが不安ではある。
余談だがZ1の端子キャップは取れるとメーカー送りの修理らしい。
NXを発売日に買って、2年使うならば"Avatar"(Z2?)を待つというのもありではあるが、2年を迎える前に買っても悪くない。私がそうなのだが。
噂ではあるが、Z2は5.2インチという話もあり横幅は多少なりとも増えるだろう。 5インチは正直大きいし、NXくらいが持ちやすい。Z1の大きさを許容できるかがZ1の購入判断基準になりそうではある。
初LTEなので、モバイルデータ通信も快適だ。手続きの際にmoperaUだというとDSのお姉さんが「(えっ、まだSPモードじゃないの・・・)」みたいな顔をされた。imode.netが2015年に終了してしまうとIMoNiが使用できなくなってしまうので、その時はSPモードにせざるを得ない。ROMを選ばない時点で最強なのになー。
言い忘れていたが、Z1はInternal StorageとSDカードが使える上に、4.2からのマルチユーザー対応のせいでNXとマウントするディレクトリが異なるため、SDカードにデータを入れるタイプのアプリはデータをZ1のInternal Storageの方に入れないと動かない場合もある。端末を買ってバックアップから環境を復元したいときは特に。
/system/storage/removeable/sdcard1:microSDカード
/system/storage/emulated/0:Internal Storage
となる。
端末本体も大きいし、アルミフレームが美しいので両面に保護シートを貼ってつかっていこうと思う。
とりあえずそんなところ。