2013/02/17

Zero Dark Thirty


ビンラディン殺害までをCIAの1人の分析官を主人公にして描いた映画「ゼロ・ダーク・サーティ」.
軍事用語でのAM0:30を表すゼロ・ダーク・サーティ.


映画化されるという話を聞いてから楽しみにしていた.あのハート・ロッカーの監督だということも.

Navy SEALs もそんな映画の一つで運良く観ることが出来たものの全国上映ではなかったのは残念だった.しかし,ゼロ・ダーク・サーティは全国で上映されるときいて安心した.

上映時間が157分と長い.逆に言えば映画で描かれている9.11からでも約10年,実際にはCIAは9.11以前から目をつけていたから ,その戦いは長い.
フィクションではない10年を157分に納めたと考えれば長すぎるとは言えないだろう.実際,映画ではすっとばしていると感じるシーンがある.そのような構成なのだと割り切るしかない.

映画自体はドキュメンタリーに近い .それもCIA分析官で主人公であるマヤが中心である.アクション映画のように主人公が銃を持って戦うシーンなどないし,映画全体を通しても普通の映画のようにワクワクする盛り上がりもない.CIA分析官,それ以上でもそれ以下でもない.

ゼロ・ダーク・サーティでは実際のビンラディン殺害作戦も描かれておりそこも注目ポイントだ.
現在も謎に包まれているステルスブラックホークは”それらしい”姿に仕上げてあるらしい.確かに”それらしい”し現実的だ.

家屋に入るまで時間がかかる.実際にはヘリの墜落によりプランが変更され,突入経路も変わったのだがその当たりの説明は全くないので,手間のかかり具合に飽きてしまう人もいるかもしれない.BGMなどないし,ただ淡々と任務が遂行されるのを眺めるのだ.
実際に激しい銃撃戦はなかったから,映画でもそのように描かれている.

ミリオタにとっては使用機材やその動き方など気になるところは多々あり,私もこれが目当てだなんて言えない.


ハート・ロッカーよりも単調だと感じた.しかし,それが現実でもある.
好みが分かれるところだ.

確かナショナルジオグラフィックがビンラディン追跡劇をまとめている. それを観てからの方がよいかもしれない.マヤ中心に描かれていることが,逆に情報不足にもなっている.どのような背景があるかは知っておいた方が展開が分かりやすい.
映画でよくある上層部の意志決定シーンがあるわけでもない.あくまでマヤが知りうることしか分からないのだ.やっていいのかやってはだめなのか,それだけだ.



映画で描かれていることが,全てが真実というわけではないし一部大人の事情で弄ってある部分もある.マヤがどうであったのか,そこに着眼点をおけば大きな問題ではないしそういう映画なのだ.

最後,どのように描かれて終わるのかはぜひ観て欲しい.その時感じるものが,この映画の魅力であり価値に違いない.面白い映画ではなかったが,私は面白かったと言える.そう,いい映画だった.


2013/02/03

XperiaNXにトグルスイッチをつける



Xperia GXにはトグルスイッチがあって,SystemUIを置き換えれば動くけれども純正とは思えないくらいに凄くダサい.
NXにトグルスイッチをつける簡単な手段はQuickPanelSettingsを用いることだ.

ベースのQuickPanelSettings.apkはこちらのxdaから
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1769082

Sony Ericsson(現sony)のアイコンデザインは気に入っている.ずっとこれだからってのもあるけれどね.ただ,上記のQuickPanelSettingsのアイコンとのデザインの相性が良くない.

そこでこんなのを見つけた.
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?p=35484534

でも,これだとSystemUIが行方不明になって使い物にならない.

説明通りにやればきちんとできました。中身を替えたいときは以下の通りにすれば置き換えられる。

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そこで,下のリンクのSystemUI.apkを7-zipで開いて,
SystemUI.apk\res\drawable-hdpi 
に入っているアイコンをコピーする.

今度は上のリンクのSystemUI.apkを7-zipで開いて,さっきコピーしたのを同じところにD&Dして丸ごと置き換える.

あとは中身の一部を入れ替えたSystemUI.apkと一緒に入ってるQuickPanelSettings.apkを
/system/app
にパーミッション644にして置き換える.
そしてsystemUI.odexを削除してリブートすれば,純正に似合うトグルスイッチのついたUIになる.



2013/01/29

moumoon - PAIN KILLER


1月30日リリースのmoumoonの4thフルアルバム「PAIN KILLER」
実は販売形態が4つもある.

1つ目:CD only
2つ目:CD+DVD
3つ目:CD+Blu-ray
4つ目:FC版CD+DVD

写真のはFC版です.問題はさCD onlyにしか入ってない曲がある上に,FC版ではBlu-rayがないということ.もうね,まさにエイベッ糞.

こういう買う人を馬鹿にする形態は本当にやめるべき.それでも買うんだけどさ,馬鹿にするなよってね.

  M1: DREAMER DREAMER(PAIN KILLER ver.)
  M2: バニタス
  M3: Help Me
  M4: PAIN
  M5: 儚火
  M6: 緑の道
  M7: うつくしい人
  M8: アニベルセル
  M9:「Love is Everywhere」
M10: ネバイナフ
M11: どこへも行かないよ
M12: 「Flowers」(15ips Acoustic ver.) ←CD only版のみ


M1は除けば,新曲はM3,M7,M10.
M1のDREAMER DREAMERはアップテンポでいいと思う.On the rightも明るくてポップな曲だったけれど,どこかmoumoonらしい重さがあった.DREAMER DREAMERは最近のきらきら路線なわけだが,本当に澄んだ音で聞いていて心地よい.打ち込みだからなんかPerfumeと通じるところもある.
柾さんが中田ヤスタカさんに影響を受けているってのもある.お二人とも石川県出身だし(そんなに関係無い)

M2は配信限定だったからCDになってよかった.

M3のHelp Meは短めの曲.2:36しかない.メロディーはどこかでありそうな感じで,ラップ調のYUKAが新鮮で面白いかなって思う.

M4は全体的に高めの音だけど,暗い感じのちょっと前のmoumoonみたいでどこか懐かしい
M5は個人的にアレ.間延びしててきてると飽きてきちゃうんだ.M6はいいよ,好き.

M8はゼクシィのおまけだった.そのためにあの鈍器を買ったんだぜ!そしたらCDに収録されたよ!

M9のLove is EverywhereはMVが謎.監督を小一時間問い詰めたい
M10は今のところ一番好き.サビのところのぼ,ぼ,ぼ!とかき,き,き!とかいうところがね.ツボに入った.

M12はkonozamaになってるCD onlyが届いたら聞く.

中身もFCだけ特別らしい.



なんかね,もうアルバム4枚目まで来たのかって感慨深いよ.
ニコ生で人も集まるようになったしさ.大きくなったなって.(上から目線)

これからも無理をしない程度に頑張って欲しい.