いきなりの断線とバックアップ体制がないため、急遽後継機を探すことに。
SHURE SE535とか欲しいなと思いつつ、お財布と相談。
お値段を考えると、BAに冒険するよりはダイナミックのIE8かSonyのMDR-EXシリーズが無難かなという結論に。どいつもこいつも店頭には置いてなさそうなのと、なるだけ早く欲しかったのでネットを探索。
で、MDR-EX800STに決定。
EX1000は外じゃ使い物にならないという話が発売当初から出ていたので却下。
なんとなくSHURE掛けのものがいいなという希望。
EX90と同じ傾向の方が無難かなということでEX800STに。
今更、開封の儀なんてものはいらないと思うのでなし。
安かろう悪かろうという声も聞こえるサウンドハウスで送料、代引き手数料含めて2,1430円。
29日の夜中に頼んで、31日の昼間に手に入ったわけだから迅速な発送とヤマトさんに感謝。
箱はSONYのプロフェッショナル製品特有の真っ白な箱。
バーコードくらいしかない。
プロフェッショナル仕様ということで、Sony Styleでは販売されていないしメーカー保証もなし。
ま、消耗品と言われるイヤホンの修理なんて基本的にはないわけで問題ない。
リケーブルができるので、有償でケーブルとイヤホン筐体は部品として販売してくれる。
イヤホン筐体は音のバランスを取るために、片方故障でも両方交換というのは面白い。常識なのかな?
2代目のEX90は箱だしではサ行が酷すぎて聞けなかったがEX800STは聞ける。
(エージングを信じている人間)
箱だしで違和感が無かったので、10時間くらいエージングしてみた印象。
EX90より低音が強い。(EX90の経年劣化による音質の変化は考慮しなければならないとは思う)
EX90はキラキラしてるとかどちらかと言えば元気に聞かせてくれるほうだと思う。高音が綺麗に出ている。EX800STはEX90を聞いていると、あれ?こんな低音があったのかと曲の印象が変わるくらいに違う。
この曲の低音は確かにいいかもと思うこともあって、バランスという意味ではEX800STの方が正しいのかもしれない。
音場や空気感は圧倒的にEX800STの方が上。16mmの大口径ドライバーユニットのお陰かは知らないが空気の震えを感じられるのは新鮮だ。
EX90で同じ曲を聴いたときには感じられなかったLとRの鳴りわけもすごい。ボーカルはセンター、楽器は左右という広さを感じる。
Micheal HedgesのBeyond Boundariesというアルバムは個人的に好きでこれだけWAVで入れてある。
Micheal Hedgesもこのアルバムだけ。
この方とアコースティックギターというひとくくりにしていいのか分からないが、YUIとかBONNIE PINKを聞くのでアコースティックギターが綺麗に聞こえるのは1つの判断材料にしている。
EX90も綺麗に鳴らしてくれるがEX800STで感じる空気感、低音と高音のバランスの良さには勝てない。
あまり感想を書くと、既に露呈している薄っぺらさがさらに露呈するのでやめておく。
決してEX90SLと同じものではないけれど、買って後悔しないと思う。
狭い比較ではあるが、moumoonのOn the rightはEX800STだと新たな音が聞こえるようで楽しい。
PerfumeにはEX90の方がいいような気がする。EX90の音に慣れしまったというのもあるが、高音よりでサイバーチックできらきらしたような感じの方が好きだ。個人的にね。
それ以外の点でいうと、遮音性はEX90よりは少し、ほんとに少しよくなった気がする。
鼓膜保護のためか空気抜きっぽく筐体に穴が空いているので、音漏れはEX90SLと同レベル。
NW-X1060でも今まで通り音は取れていると思う。音量6~8もあれば十分だ。
イヤーハンガーは頼りないが、耳が痛くならないし不安定なわけではないのでこれくらいでいい。
装着の手間はEX90よりは増えてしまうけれど、そこまでじゃない。SHUREみたいに耳をひっぱてまでつっこんもうが、でかい筐体がつっかえて奥まで入らないしさ。いや、少しは違うけれどね。
取説にはそうしろとは書いてないしね。
とりあえず、これくらい。
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