2011/02/10

てぶくろ

手袋の片方を落とした。

落とした場所にはなんとなく心当たりがあったが、なんとなくなら戻るほどでもないかなと思ってそのまま帰った。

引っ張ってとったりしていたせいか、ブレスサーモ(R)ニットの手袋はちょっと伸びていた。だからいいか、そんな気持ちもあったと思う。



手袋のない夜は予想以上に寒い。
のびていた手袋でさえどんなにありがたいものかよく分かった。



ウクライナ民話らしいが「てぶくろ」という絵本がある。

おじいさんが落とした手袋に、あたたかさを求める動物たちがみんなで入るという話だ。
小さい頃にはなんとも思わなかったが、現実的にはありえない。

仮に動物たちが入れる手袋だとしたらおじいさんは巨人だ。逆なら動物たちはミニチュアサイズだ

そんなことを思い始めたのは、心が汚れてしまったからだろう。




R-CAP (外部リンク)という自己分析・適職発見プログラムを受験した。

詳しい結果が返ってくるし、これだ!という答えを求めるものではない。
結果をぺらぺらと言うのは利用規約違反になりそうだからやめておくが、周りで起きる出来事に対してどのように思うかという結果では、7割は運、3割は実力だと考えるらしい。

まぁ、そうかなと思う。



こういう診断なんてのは悪いところは見なきゃいい。
悪いところを直すのが目的だという人もいるだろうが、悪いところなんて直りやしない。直るならそこは悪いところじゃない。

ああ、当てはまるなと思って自己満足しとけばいい。
R-CAPは就活向けだろうからこれでいいと思う。


それともこういう思考が運7割のせいなのだろうか

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