12月13日にPlayに公開されたSound Search for Google Play widget をインストールしてみた。曲を聴かせると、曲を解析して曲名を教えてくれるアプリで、結構前から同じ機能のアプリはいくつかあり、そのGoogle版が公開された形だ。
Sony(Sony Ericsson)のAndroid端末だと、TrackIDがプリインストールされていたりする。有名どころだとSoundHoundやShazamだろうか。
記事を書いた時点では日本からはインストールできない。今は無きMarketEnablerでT-Mobileに擬装したら、インストールできた。
本アプリはウィジェットで提供される。したがって、開くボタンがない。
4×1のウィジェットだ。
解析中はこのアニメーションが右へと流れていく。
いくつか手持ちのWalkmanからイヤホンを受話マイクに当てて、検索をしてみた。
比較対象はTrackID。
BONNIE PINK - A Perfect Sky
どちらもヒット。楽曲は同じはずなので、これは運というか些細な違いだがジャケットとしてはTrackID(下画像)の方が正しい。
Daniel Powter - Bad Day
両方正解。ジャケットはTrackIDが正解。
The Hoosiers - Goodbye Mr A
鷹の爪の映画のED曲だ。PVも面白い。
両方正解。データも一緒である。
歌のないものも試してみる。
Michael Hedges - Dream Beach
ギターのみの演奏曲である。
両方正解。ジャケットはSound Searchの方が正しい。
英語圏でのリリース曲は問題なさそうである。インストールできないので、やむを得ない気もするがJポップが弱そうなので、試してみる。
Perfume - 23:30
TrackIDの楽曲情報はあっている。2回試したが、Sound Searchはヒットしなかった。
Perfume - スパイス
TrackIDのみヒットした。ちなみに聞かせたのはシングルの方のスパイスなのでジャケが違う。
YUI - feel my soul
TrackIDのみヒットした。
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曲解析がしにくい曲というのはあるだろうし、イヤホン経由だったのでその面で判定しにくかっただろう。現段階ではJポップが弱い傾向にあるようだ。
しかし、Googleのことなので、今後強化されていくことだろう。
TrackIDもSoundHoundも聞かせてから、応答までの待ち時間がある一方で、Sound Searchはシームレスにやっているように見えるのでストレスが少ない。実際、ヒットしたものについてはSound Searchの方が早く、Googleの力を垣間見た気がする。
人によってはそれほど使わないアプリかもしれない。したがって、ウィジェットでしか起動できないのは少し不便だ。ぜひドロワーからもいけるようにしてほしい。