2011/10/23

BONNIE PINK Acoustic Live Tour 2011 "@thebackroom"






人生で初めてライブに行くことが出来た。


BONNIE PINK Acoustic Live Tour 2011 "@thebackroom"

今も前も微妙な位置に住んでいるから、ライブがあっても開場までに辿り着けないし授業をサボっていくまでの勇気はなかった。一応学生の本分だし。
今回は場所も日にちも良さそうで、これがチャンスだ!ってチケットを申し込んだ。

それは6月の話。
前置きは別にいいか。



ライブっていい、というかBONNIE PINKがやっぱり好きだなって改めて思った。

整理番号の割には前から2列目というなかなかのポジションと会場の小ささのお陰で思ったより近くで見ることができた。他のアーティストと比べるのもあれだけれど、YUIとか細々したところでやらないし。

ツアータイトルの通り、最新のアルバム「Back Room -BONNIE PINK Remakes-」がベースのアコースティックメインのツアー。バンド構成も少人数。



セトリは順番まで覚えきれなくて、覚えてる人ってすげーなって思った。
まだツアーも終わってないから内容までは書かないけれども、とてもよかった。

1つ後悔しているのは、帰ってきてからWalkmanじゃ物足りなくてしょうがないこと。

近くで本物のボニーが歌っているんだけれども、所詮ボニーで、所詮1人の人間。そこが信じられない。雑誌とか動画とか姿を見たことはあったけれど、そこには"生々しさ"みたいなものはない。目の前にボニーでいて、歌から感じる力強さもギャップを広げさせた気がする。



ライブだから音響は煩い。感じた力強さって音量だけによるものじゃない。

「ライブを見てみなよ」とかボニーに限らずそういう話を聞くけれど、こういう感覚なんだろうな。

音楽雑誌で曲作りの話も見る。文字情報だけれどね。
ライブでも話してくれた。実際に聞くと違う。口調とか抑揚とか会話じゃないけれど、文字から伝わらない気持ちってのを強いほど感じる。
3.11の時にボニーは1曲歌を作った。「The Sun Will Rise Again」って曲。

震災のときに今の"自分"について迷ったって言ってた。俺にはよく分からない。家族は被災したけれど、結局は自分は無事だし実感がないからね。そんな鈍感な俺は世界が終わりそうになっても絶対アーティストにはならないなって思った。



こんなこと言ってはボニーに申し訳ないけれど、若くはない。。ボニーを見てたらボニーも同じ人間だなって変な話思った。16年目のボニー。「曲が残り続けるならシンガーソングライター冥利に尽きる」って言っててそこがズシンときた。

CDがいっぱい出てて、新曲も時々出てきてそれを楽しみにしているけれど、それも終わるときもあるってことが信じにくい。なんだってボニーを知るずっと前からボニーは活動していて、それは永遠性を感じさせてしまっているから。16年間のうちで知っているのは半分もない。
そんなこと思うと、1曲1曲がものすごく儚くも愛おしくも感じる。


「古い曲もやっていきたい」とも言ってた。自分が歌わなきゃだれが歌うの?って。
確かに。BONNIE PINKの歌はBONNIE PINKに歌って欲しい。



近くで見られたし、話も聞けた。やっぱりBONNIE PINKは歌が上手い。素人が言うのもなんだけれど伊達に16年やってないね!笑  アコースティックの曲はボニーの歌声がしっかり聞けて本当によかった。

Back Room -BONNIE PINK Remakes-を買ったときに、リメイクか...って微塵も思わなかったと言えば嘘になる。でも、今は違う。アルバムを何倍にも楽しく聞くことができる。

さっそく、リメイクとノーマルでプレイリストを組もう。糞みたいなx-アプリで



セットリスト
01. Ring A Bell
02. A Perfect Sky
03. Hickey Hickey
04. Cotton Candy
05. So Wonderful
06. Paradiddle-free
07. Last Kiss
08. Present
09. Burning inside
10. Grow
11. 日々草
12.金魚
13. The Sun Will Rise Again
14. Heaven's Kitchen
15. Fish
16. Tonight, the Night
17. Do You Crash?
En-01. 流れ星
En-02. Look Me In The Eye

0 件のコメント:

コメントを投稿