2011/04/03

ハイテクと手作り


















時々2chにあの鉄の塊が飛ぶのって不思議じゃね?というスレが立ったりする。


人力飛行機では、CFRPの桁にスタイロエースⅡのリブに、スタイロエースを薄切りにした前縁、それにフィルムを貼って後縁に補強材をつけたら翼ができる。
スパン(翼幅)30メートル近い翼が、言い方が悪いが”そんなもの”で作られている。

翼班をディスってるわけじゃないよ!


きちんと飛行し、上手く設計・製作すれば36kmの飛行もできる。
その材料が鉄となっただけだ。


視点の違いなのだが、確立された飛ぶための方法を忠実に再現しているだけで鉄であろうと断熱材のスタイロフォームであろうとしていることは同じである。

車で言えば、アルミフレームの高級車もプラスチック製フレームのミニ四駆も走るための方法を忠実に再現しているだけなのである。




ミニ四駆は曲がれないし止まれないぞ!という声があがってくるだろうが・・・





手作りの人力飛行機も、高空を飛ぶ旅客機も、国を守るF-15や機密まみれのF-22も原理や仕組みというレベルで言ったら同じものだ。


汚れるCFRPの作業とかもF-22に繋がるようなものかもしれない。

そんな飛躍した考えをしてたら、面倒な作業も楽しいかなと飛行機雲を眺めて思った。



ま、翼の担当じゃないけど

2 件のコメント:

  1. 翼班じゃないならエンジン班?車輪班?

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  2. >>なつきさん
    エンジン班や車輪班なら全国探してもないと思います。

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